ダイヤモンドバーではダイヤモンド粒子の粗さの違いにより粗粒(コース)、普通粒(レギュラー)、微粒(ファイン、F、fが番号の前か後に付き、シャンクに色の線が付いてる)、超微粒(スーパーファイン、SF、ffが番号の前か後ろに付き、頭部が金色あるいは薄ねずみ色をしている)の4種類が販売され、バーを変えることにより切削面の表面粗さが自動的にコントロールできる(歯科用切削バー
)、切削器具の速度が遅い場合には同じ粒度のバーを使用しても遅いもので切削したほうの表面粗さは小さくなることが知られている。そしてシャンクの長さはスタンダードヘッド(レギュラーシャンクのバーを使用)用のものが一般的で、バーの頭部形態としてスーパーファインでも比較的多数販売され、辺縁形態とほぼ同じものの使用が可能である。しかし、ミニヘッド(ショートシャンクのバーのみを使用)用のものはバーの頭部形態の種類が少ない。レギュラーシャンク用のバーをミニヘッドに使用するとシャンクが確実に保持されず、半チャックの状態となり、その上バーの頭部が大きいのでメタルチャックに余計なトルクがかかり、タービンヘッドの消耗が激しくなるのでメーカーは使用を勧めていない(図9)。 

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またカーバイドバーにもレギュラー、フィニッシング、ファインフィニッシングと3種類が準備され、シャンクの長さはレギュラーシャンク用とショートシャンク用のものがそれぞれ発売されているので、対応するタービン・コントラアングルあるいは併用コントラに挿入して使用すべきである。 
またカーバイドバーは形態により30万回転以下での使用の場合はマイクロモーターハンドピースとボールベアリング式タービンにのみ使用することが推奨されており、16万回転以下での使用が推奨されているバーはマイクロモーター・ハンドピースのみに使用するので、タービン用でないことを知り、区別して使用すべきである。 
さらにカーボランダムポイントFG(カーバイドバーFG , 歯科用カーバイドバー)およびホワイトポイントFG用(図11)はそれぞれ12形態がタービンのコントラアングル用として市販され、レギュラーシャンク用のみとして使用可能であるが、ショートシャンク用には販売されておらず、使用できない。また、カーボランダムポイントCAおよびホワイトポイントCAは低速のマイクロモーター・コントラアングル用として同じく12形態はもちろん、その他の形態も発売されている。いずれも頭部の形態はダイヤモンドジスクやダイヤモンドドレッサーを用いて辺縁形態と同じ形態に修正して使用する(図12)。