もう一つの理由は、エアースケーラー 歯科用チップの動きです。
先ほど、書きましたがエアースケーラーはエアータービンで駆動させますので
エアースケーラー用チップは回るように動きます。
超音波スケーラー用チップの
昔の磁歪型(マグネット型)が八の字に動くような感じで
まあるく円を画くように動くのと似ています。
このため、
チップの側面を使うと
歯面を叩く動きが入ってしまいます。
これがエアーチップの弱点です。
先ほどあげた勉強会に衛生士さんも出席されていましたが
「エアーチップのほうが超音波チップよりも歯面に傷つける」
とも仰ってました。
超音波スケーラーはぺリオモードなどでパワーを弱くできますので、
その辺がポイントになります。
エアースケーラーのもう一つの弱点
エアースケーラーのもう一つの弱点
それは実際に歯に触れるチップです。
どうしてもまるく動き、目一杯のパワーで駆動させますので、
チップをブンブン降りますような感じになります。
例えば、
先端が0.5ミリで、全体的にスマートな超音波チップを
エアースケーラーに取り付けて、目一杯踏み込んで作動させると、
一発で先端が飛んでいきます。
ですので、
エアーチップはふっくらとした形状になってしまい
縁下の歯石除去などがしづらくなります。
source:https://www.oyodental.jp/article-1107-歯科用エアースケーラーの主な使用が縁上の理由1.html