2019年07月

安心、安全の医療を行っていくに当たり、滅菌対策はとても大切にするべきことだと考えています。そのため当院では世界最高峰のヨーロッパの基準で認められたクラスBのオートクレーブ(高圧蒸気滅菌器)を導入しています。ドイツでは80%もの医療機関が、このクラスBの滅菌器を導入していまが、今の日本の民間医療機関では、わずか2%しか導入していないという。

 

クラスB滅菌器

クラスBのオートクレーブ(高圧蒸気滅菌器)は、あらゆる種類の被滅菌物に対応するプレポストバキューム方式の高機能滅菌器であり、滅菌のクオリティーは、ヨーロッパ基準のクラスBの時代へ移行しようとしています。クラスBのオートクレーブは、滅菌工程で徹底的に空気除去により真空状態にし滅菌を行うことにより、ハンドピースや手術機械、音波スケーラーのチップなど複雑な形状、さまざまな種類の器材を滅菌可能となります。

 

高圧蒸気滅菌器分類クラスN・クラスS・クラスB

 

高圧蒸気滅菌器は、
クラスN・クラスS・クラスBの3つのクラスに分類されます。

クラスN
・包装がされていない固形器具のみ滅菌が可能。
・滅菌後はすぐに使用(保管は不可)。
・袋詰めされた器具や複雑な構造をもった器具の滅菌を100%行うことはできません。
(いまだに多くの歯科医院がこのタイプの滅菌器を使用)

高圧蒸気滅菌器クラスN

クラスS
・メーカーが指定した特定の器具の滅菌に使用することが可能。

 
世界最高クラスB
・大型滅菌器の規格に準拠。
・すべての種類の器具を滅菌することが可能。
(患者さんのために感染・予防・安全をしっかり考えた歯科医院で使用。今後このクラスの滅菌器が世界基準になると言われています。)
  



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根管治療とは専門的には歯内療法学といい、(根管治療用機械的な根管口の開拡、ラバーダム防湿下でのハンドインスツルメントによる根管形成、エックス線診査、ガッタパーチャポイントによる根管充填)、このような一連のテクニックの総称で、日本では1970年代に普及しました。

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しかし、このすべての考え方とテクニックは、さらにその70~80年以上前、19世紀に確立されたものです。ヨーロッパで根管治療関連製品メーカーとしてジッペラー社が設立されたのが1869年のことです。

19世紀末から様々な感染症の原因菌が次々に明らかになりました。コッホが1882年に結核菌、翌年にコレラの病原菌を発見、同時に顕微鏡によって口腔内に多くの細菌がいることが知られるようになっていきました。口腔内の感染病巣が遠く離れた皮膚に発疹をつくる病巣感染の症例が次々に報告され、1904年にはビリングが、心疾患(細菌性心内膜炎)で死亡した患者の心臓から口腔レンサ球菌を発見して話題になりました。1909年、レセナウは根管治療が遠く離れた臓器に致死的な病気を起こす中心感染説(focal infection)を発表、こうして根管治療罪悪論が広がったのです。

それから40~50年間、米国では歯髄に感染が及んだ場合はすべて抜歯の適応となり、根管治療は極めて少数の歯科医によって細々と続けられていたのです。再び根管治療が米国で復活したのは、1951年に米国歯科医師会が業界紙JADAの特集号で中心感染説の終焉を発表してからです。

しばらくすると日本でも根管治療器具が普及を初め、1960年代からステンレス製のリーマー、Hファイル、そしてKファイルが次々に改良され手用インスツルメント時代になってきました。

そして、今世紀なってから歯科用根管治療機器に革新的なものが出てきました。

根管追従性の高いNiTiファイル(チタン製ファイル)が初めて作られたのが1988年、マイクロモーターで使うNiTiファイルも各社が競って開発した結果、いまでは格段に折れにくいファイルが開発されています。

そして、最近では細菌毒性が低くセメント質様組織を誘導する水硬性セメントMTA(Mineral Trioxide Aggregate)が直接覆髄、穿孔封鎖、逆根管充填などの用途に使われるようになってきました。また、最初に根管治療に手術用顕微鏡を応用した症例が報告されたのが1992年ですが、それから20年以上経ち、今ではマイクロスコープを使ったマイクロエンドは珍しいものではなくなっています。

現在、自由診療でマイクロエンドを行う歯科医のなかでは根管治療のテクニックと器材は大きく変化してきています。ルートキャナルメーター

ホワイトニングはどの程度白さをキープすることができるのでしょうか?
一般的にはホームホワイトニングの場合は約1年、オフィスホワイトニングの場合は3ヶ月~6ヶ月、ポリリングホワイトニングの場合は約6か月だと言われていますが、やはり個人差があります。
主に、毎日の歯磨きの回数や時間、飲食や喫煙の習慣など、施術後のケアによりホワイトニング効果の持続期間は違ってきます。また、歯科医院でのクリーニングやPMTCといった「歯面清掃」を行っている場合はホワイトニング効果が長持ちしやすくなります。


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ホワイトニング前にしておきたいこと - 歯科ホワイトニング機器

ホワイトニング前にやっておいた方が良いものとして虫歯の治療があります。(虫歯による着色はホワイトニングで除去できません)虫歯の他にも、古くなっている被せ物や劣化して着色の原因となっている金属(金歯・銀歯)などがある場合、ホワイトニングをする前に歯科医師に相談することをお勧めいたします。

白い歯を長持ちさせるために
ホワイトニングの効果、白い歯をより長続きさせるにはどうすればいいのでしょうか?いくつかのちょっとしたコツをご紹介いたします。

・着色の強い飲食後は、水でゆすぐ
ステインの原因となる着色成分が多く含まれている飲み物や食べ物を多く摂取すると、やはり歯の着色もしやすくなります。これらのものが好きで習慣的に摂取するという方は、飲食直後に口をゆすぐことで汚れが定着しにくくなり、着色を予防することができます。歯面漂白用加熱装置

https://juanhuako.webnode.jp/%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%83%E3%83%95%E7%B4%B9%E4%BB%8B/

ダイヤモンドバーではダイヤモンド粒子の粗さの違いにより粗粒(コース)、普通粒(レギュラー)、微粒(ファイン、F、fが番号の前か後に付き、シャンクに色の線が付いてる)、超微粒(スーパーファイン、SF、ffが番号の前か後ろに付き、頭部が金色あるいは薄ねずみ色をしている)の4種類が販売され、バーを変えることにより切削面の表面粗さが自動的にコントロールできる(歯科用切削バー
)、切削器具の速度が遅い場合には同じ粒度のバーを使用しても遅いもので切削したほうの表面粗さは小さくなることが知られている。そしてシャンクの長さはスタンダードヘッド(レギュラーシャンクのバーを使用)用のものが一般的で、バーの頭部形態としてスーパーファインでも比較的多数販売され、辺縁形態とほぼ同じものの使用が可能である。しかし、ミニヘッド(ショートシャンクのバーのみを使用)用のものはバーの頭部形態の種類が少ない。レギュラーシャンク用のバーをミニヘッドに使用するとシャンクが確実に保持されず、半チャックの状態となり、その上バーの頭部が大きいのでメタルチャックに余計なトルクがかかり、タービンヘッドの消耗が激しくなるのでメーカーは使用を勧めていない(図9)。 

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またカーバイドバーにもレギュラー、フィニッシング、ファインフィニッシングと3種類が準備され、シャンクの長さはレギュラーシャンク用とショートシャンク用のものがそれぞれ発売されているので、対応するタービン・コントラアングルあるいは併用コントラに挿入して使用すべきである。 
またカーバイドバーは形態により30万回転以下での使用の場合はマイクロモーターハンドピースとボールベアリング式タービンにのみ使用することが推奨されており、16万回転以下での使用が推奨されているバーはマイクロモーター・ハンドピースのみに使用するので、タービン用でないことを知り、区別して使用すべきである。 
さらにカーボランダムポイントFG(カーバイドバーFG , 歯科用カーバイドバー)およびホワイトポイントFG用(図11)はそれぞれ12形態がタービンのコントラアングル用として市販され、レギュラーシャンク用のみとして使用可能であるが、ショートシャンク用には販売されておらず、使用できない。また、カーボランダムポイントCAおよびホワイトポイントCAは低速のマイクロモーター・コントラアングル用として同じく12形態はもちろん、その他の形態も発売されている。いずれも頭部の形態はダイヤモンドジスクやダイヤモンドドレッサーを用いて辺縁形態と同じ形態に修正して使用する(図12)。


近年各種の歯質接着性レジン系根管充填材が開発されているが,再根管治療時にはこれらの除去が大きな問題となりうる.一方,ニッケルチタン(NiTi)ロータリーファイルはガッタパーチャ除去に有用と考えられているものの,これらのレジン系根管充填材除去能については限られた報告がみられるのみである.そこで本研究では,NiTiロータリーファイルの有用性を,除去所要時間,根管充填材残存量および偶発事故の頻度から評価した.固形根管治療器材として,Resilon(RE)および06もしくは04テーパーのガッタパーチャポイント(それぞれGP,04GP)を,またシーラーとしてEpiphany(EP),SuperBondシーラー(SB)およびCanals N(CA)を実験に供した.

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透明レジン製規格根管模型(湾曲30度)96個を#25/06テーパーまで形成後,RE+EP,RE+SB,GP+SB,04GP+SB,GP+CA,04GP+CAの6群(各n=16)に分け,おのおの単ポイント根管充填を行った.これらをさらに各2群(n=8)に分け,それぞれProTaper Retreatment File(以下,ProTaper)もしくはK3を用いたクラウンダウン法により根管充填材の除去を行った.除去所要時間を計測するとともに,除去後の根管壁をデジタル画像化し,根尖より垂直方向に0〜2,2〜4,4〜6mmにおける根管充填材の残存量を5段階のスコアで評価した.また,ファイル破折およびレッジ形成の頻度を記録した.除去所要時間はすべての群でProTaperがK3より有意に短時間であった.また,PTを用いた場合は04GP+CA群,RE+SB群が,またK3ではGP+SB群がRE+EP群と比較して有意に短時間で除去された(分散分析およびFisher's PLSD test,p<0.05).根管充填材残存量については,根尖から2〜4mmもしくは4〜6mmの位置で,GP+CA群が一部の他群と比較して有意に多量であった(Steel Dwass検定,p<0.05).ファイル破折,レッジ形成は各3例に生じた.以上より,ProTaper Retreatment FileおよびK3は,レジン系根管充填材除去に適用可能であることが示唆されたが,その安全性についてはさらなる検討が必要と考えられる.(ニッケルチタンファイル 歯科

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