殺菌線によって細菌が死滅するメカニズムはまだ十分に明らかになっていませんが、おおよそ次のように考えられています。殺菌作用の波長特性は生物に含まれる核酸物質の紫外線吸収特性とよく似た特性を示していること、ならびに細菌の種類が異なってもあまり大きな波長特性の違いがないのは、細菌の原形質である核酸に作用しているからだと考えれます。細胞内の核酸に紫外線が照射され吸収されると、核酸が化学変化を起こし、新陳代謝が障害され、まず増殖能力を失います。更に照射量 が多くなると、原形質が破壊されて、死滅するとされています。このような紫外線の照射と細菌の変質破壊についての詳しい研究もなされています。紫外線による殺菌は、菌の種類や生息条件によって効果 は異なりますが、全ての菌種に対し有効で、かつ対象となる菌に耐性を与えることはありません。紫外線の殺気力は、菌種、温度、湿度、その他の条件によって異なりますが、夫々の菌についての殺菌力は、殺菌線放射量 即ち放射照度(W/ ㎡)×照射時間(秒)によって表すことができます。従って、一般 的に照射時間を2倍にすれば放射照度を1/2にしても同じ殺菌効果が得られます。

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